水分補給は、一日のうちでこまめに行うことが大切です。これは、一度に大量の水を飲んでも、身体に吸収されずに小便となって排泄されてしまうからです。

その目安としては、一回あたりコップ1杯（150～250ml）を6～8回に分けて摂取するのが理想的です。

  床時にまず1杯。睡眠中派、長時間水分補給されない状態にあるため、朝の起床時には血液が濃くなってしまいます。起床後に心筋梗塞や脳卒中などが起きるのは、このためです。

ですから、朝、起きた時に水を飲むことはとても大切なのです。また、体内に何も入れない状態で水分補給をすることで、胃や腸を目覚めさせて、これが、便秘解消や食欲増進にも効果もあるのです。さらに、食事と一緒に水をとることで消化吸収が助けられます。

 入浴中も水分は失われますので風呂上がりに一杯水を飲みましょう。また、半身浴などで長時間風呂に入るときは入浴中の水分補給も忘れないようにしましよう。

酒を飲むと、細胞は体中の水を使って、アルコールを分解しようとします。飲酒後の水分補給は肝臓にかかる負担を和らげ、アルコール血中濃度を下げますし、二日酔い防止にも役立ちます。

 運動中は多量に汗をかきます。このため、発汗によって失われた水分を補給することはとても大切なことです。一度に大量の水を摂取するのではなく、できれば30分ごとに水分補給をしましょう。

br/> 寝ている間は大量に汗をかき、水分不足のため血液濃度が高くなってしまいます。このため、寝る前には水を飲みましよう。それによって、神経鎮静や快眠作用が期待できます。

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