酵素と酵母のダイエット効果の違い

酵素は、人の体の中で起こる様々な化学反応を促進するタンパク質で、その働きは、食べ物の消化・吸収、代謝や排泄などをスムーズに行ってくれます。

このように酵素は、人間が生きていく上で大切な役割をはたしておりますが、これは、体の中で作り出すことができます。

一方、酵母は直径が5~10ミクロンと目に見えない位の小さな単細胞生物ですが、植物の葉や花、果物など自然界に存在しており、糖質を分解してアルコールと炭酸ガスを発生させる発酵という力を持っています。

このように、酵母菌は発酵菌の一部で、350種類ほどあると言われており、その用途もさまざまで、食品ごとに最適な菌を使うことで色んな食品をつくり出しているのです。

お酒を造る際には、ビール酵母、清酒酵母、ワイン酵母が、パン作りにはパン酵母が利用されております。

ダイエットという観点から、この2つを比べると、酵素は食べたものの消化や吸収を助けて、腸の働きを高めてくれるので、ダイエット中につい食べ過ぎてしまうことを防ぐには効果的です。

一方、酵母は肥満の元となる糖質を分解するとともに、腸内環境を整えて高いダイエット効果を発揮することができることから、どちらがダイエットに効果的かとなれば、酵母であると言えるでしょう。

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