「すっぽん」は栄養の宝庫

「すっぽん」は、古来から滋養食材として注目されており、まさに栄養の宝庫です。

人間が生きていくのに必要不可欠なたんぱく質を構成するアミノ酸が20種類中18種類も含まれています。

この内、このうち体内で作り出すことができない「必須アミノ酸」は、全8種類の必須アミノ酸を含んでいることから、バランスのとれた栄養食といえます。

また、コラーゲン、カルシウム、鉄などの含有率も高く、ビタミン類やミネラルも多く含んでいるため、美容食としても最適と言えます。

特に、コラーゲは、主にエンペラや甲羅の部分に多く含まれており、摂取することで肌の保湿力や弾力を保ち、老化防止にも効果を発揮します。

さらに、「すっぽん」のオイルは、動物性でありながら植物性脂肪と同じ不飽和脂肪酸のリノール酸を多く含んでおります。

これによって、血中コレステロール値や血圧を下げ、動脈硬化や心筋梗塞、高血圧などを予防する効果も期待できます。

また、「すっぽん」には漢方医学的な働きもあることから、病み上がりや精力減退、貧血、月経不順などにも効果的に働きかけるとされています。

「バーンアウト」のリスク

大豆食物繊維の効果

豆類の中でも、大豆は食物繊維などの体にいい栄養素が多く含まれています。

大豆100gに対して、17.1gもの食物繊維が含まれており、その9割程度が、不溶性食物繊維、残りの1割が水溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維は、胃や腸に吸収されことなく、反対に膨れ上がっていき、腸を通って体外に排出さます。

このため、便が溜まって便秘になっている人、肥満に悩んでいる人にはお勧めの栄養素なのです。

大豆に含まれている栄養素は、食物繊維だけではなく、ビタミンEやビタミンB、鉄分、たんぱく質、大豆イソフラボン、レシチンなど、健康や美容に効果のある栄養素も豊富に含まれております。

特に、最近注目を集めているのが、大豆イソフラボンです。これは、女性ホルモンと同じ作用をするため、ホルモンバランスを維持し、生理不順やニキビなどを改善させることができます。

このため、特に、妊娠中や出産直後で女性ホルモンのバランスが崩れている女性に注目されているのです。

また、レシチンは、血液中のコレステロールを除去し、血液をサラサラにする効果があるため、高脂血症や高血圧の症状の改善や予防効果が期待できます。

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腸内環境を整える食品

腸は体の中でも消化器官に属しており、口から入った栄養を体内に吸収するための重要な入り口です。

また、腸は第2の脳とも呼ばれているように、血流さえ確保できれば動くことができる体の中でも独立した臓器です。

「腸活」とは、腸内の状態を良好に保つ活動のことで、腸内の環境が良くなると、腸を始めとする他の体内の環境も改善します。

腸内環境を整えるためには、善玉菌:悪玉菌:日和見菌を2:1:7の理想的なバランスに整える必要があります。

そのためには、善玉菌を増やし、悪玉菌を増やさないようにすることが大切です。

■善玉菌の代表「乳酸菌」

乳酸菌は、生育に必要なエネルギーを得るためにブドウ糖や乳糖を分解して乳酸を作り出す微生物です。

乳酸菌にはいくつかのタイプがあり、タイプごとに特徴や効果が違います。

●ラクトバチルス菌

小腸に棲んでいる菌で、免疫力を高めて、感染症やアレルギーを軽減します。

●ビフィズス菌

大腸に棲んでいる菌で、腸の働きを活性化し、便秘や下痢の改善、美肌効果などがあります。

乳酸菌が含まれている代表的な食品は「ヨーグルト」です。

しかし、乳酸菌の種類は350以上もあり効能も様々なため、どのヨーグルトが自分に合うのかは食べてみないとわかりません。

このため、同じ種類のヨーグルト100g程度を1・2週間程ほど食べて、便通や便の質が改善したり、おなかの調子が良くなったりするものを選びましょう。

また、ヨーグルトだけではなく、ぬか漬けやキムチなどの発酵食品にも含まれますので、これらも、積極的に摂るようにしましょう。

■食物繊維

食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類ありますが、それぞれ働きが異なるため、この2つをバランスよく摂ることが重要です。

●水溶性食物繊維

海藻類、果物、オクラやモロヘイヤなどネバネバとした野菜に豊富に含まれております。水分を含みやすいため、便を軟らかくする働きがあります。

●不溶性食物繊維

ごぼう、さつまいもなど繊維質が多い野菜や「きのこ」に豊富に含まれております。

腸の中で水分を含んで便の量を増やし、腸を刺激して蠕動運動を活発にします。

特に、「きのこ」は、腸内細菌を減らさず、腸の蠕動運動も活発にしてくれるため、便秘解消には一石二鳥な食材です。

この他にも、バランスの良い食事、水分のこまめな補給も腸内環境を整える上で大切です。

野菜をたくさん食べているにもかかわらず、なかなか便通が改善されない場合は、不溶性食物繊維に偏っている可能性があります。

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