理学療法による膝痛の治療

「変形性ひざ関節症」は軟骨が壊れて痛みがでる病気です。

軟骨は一度壊れてしまうと、まず、元のように戻ることはありません。

このため、早く気づいて対処することが大切です。

理学療法には、生活習慣の改善、運動療法、装具療法、物理療法があります。

■生活習慣の改善

「変形性ひざ関節症」の原因となる肥満の改善、日常生活でのひざに負担がかかる動作の回避、入浴による温熱療法などがあります。

■運動療法

ひざが痛いと動くのがおっくうになってしまい、その結果、普段の運動量も減っていきます。

そうすると、ひざを守っているひざ関節の周囲の筋肉も衰えていくという悪循環に陥ってしまいます。

これを避けるためにも、日ごろから筋力トレーニング、関節の運動やストレッチなどを行うことが大切です。

膝関節の周囲の筋肉を鍛えることにより、膝を支え痛みの軽減や「変形性ひざ関節症」の進行を遅らせることができます。

■装具療法 日本人に多いO脚は、膝の内側に多く体重がかかるため、ひざの軟骨の内側が壊れてしまいます。

これを防ぐため、足や靴に装具(靴底)を装着して体重のかかる場所を変える方法です。

■物理療法 光や熱、電気的な刺激を利用して膝の痛みや炎症を抑える治療法で、「温熱療法」と「寒冷療法」があります。

「温熱療法」はひざを温め、膝の血行をよくし痛みを和らげる治療法で、赤外線や低周波、レーザー、ホットパックなどを用いて膝を温めます。

風呂や温シップ、温めたタオルを使って行うこともできます。

また、痛みの予防にはサポーターを使って保温するなど、膝を冷やさない工夫も必要です。

「寒冷療法」は、冷シップや冷やしたタオルなどで膝を冷やして痛みを和らげる方法です。

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