タバコをやめるためには

ダハコを吸うことによってニコチン依存症に陥っている脳は、禁煙している時間が長くなるとニコチンを催促します。

その催促のシグナルとして、イライラや集中力の低下、不安感などの離脱症状を引き起こします。

■禁煙時にイライラを感じたとき

甘い物を口にしてみましょう。また、口さみしいときや手持ちぶさたを感じたときは、水やお茶を飲むとか、ガムや干し昆布を噛むとか、あるいは、友達と他愛のないおしゃべりなどを気分を変えるといいでしょう。大きく深呼吸をしてリラックスしたり、歯を磨いて気分をまぎらわせることも効果的です。

■タバコの誘惑を断ち切る

宴会などでは、どうしてもタバコを吸いたくなります。

このため、飲む前に「禁煙宣言」を行って、禁煙の決意を高めるとともに、周りの人の協力を得ると、タバコの誘惑を断ち切りやすくなります。

また、タバコを吸いたいと感じたら、お菓子やお茶でティータイムを楽しんだり、顔を洗ったり、ストレッチをするなどして気分を変えてみましょう。

■禁煙時の体重増加に備える

禁煙すると食欲が増進するとともに、食べ物の味がよくわかるようになるため、ついつい食べすぎてしまって体重が増加することがあります。

よく噛んでゆっくり食べる、ウォーキングや水泳などの運動を始める、酒を控えめにするなどして体重増加を防ぎましょう。

■市販の薬を使う

市販の禁煙補助薬を使うのも良いでしょう。

これには、禁煙時の離脱症状を抑える効果のあるガムや体に貼るパッチなどがあります。

■病院で診察を受ける

何度も禁煙に失敗している人は、一度病院の禁煙外来で診察を受けましょう。

また、不眠や幻覚、動悸など日常生活に影響が及ぶような禁断症状があらわれたときには、精神科を受診しましょう。

ワキガとは?