屋外スポーツやレジャーの安心には保険でカバー 

 登山、ゴルフ、水泳と、屋外でレジャーやスポーツを楽しむ季節において、特に注意したいのがケガや事故などの思わぬトラブルに出会うことです。

万一に備えて、最低限の保険には入っておきたいものですね。補償の範囲や金額などをよく吟味して、自分に合った保険を見つけましよう。

保険には、「旅行総合保険、お出かけ保険、ゴルファー保険などなど、スポーツやレジャーに対応するさまざまな名称の保険が販売されております。

これらの保険の内容は、大きく分けると、総合型と専門型に分けられます。

総合型は、国内旅行からスポーツまで、外出時を広く補償対象とします。これに対して、専門型は補償の内容や場面を絞って保証しております。

 総合型の補償内容は、自分がケガをした場合の医療費、 次に他人にケガをさせたり、他人のモノを壊したりしたときに発生する損害賠償金の補償、自分の携行品に対する補償の3つに分けられ、インターネットで手軽に申し込める商品が多いようです。

 屋外でスポーツをする機会が少ない人の場合には、補償内容を限った保険が割安で済むこともあります。

 「山岳保険」といった、リスクの高いスポーツに対応する保険もあり、これは総合型の保険が対応していない、登山や山岳スキーでの事故にも対応するための保険です。

いずれにしても、こうしたレジャー保険に加入する前に、まず自分がすでに入っている保険を確認したほうがよいでしょう。

複数の保険に加入していても、事故に遭った際には手厚い補償の保険1つで十分な保険金を受け取れる場合もあるからです。言い換えれば加入済みの保険も役に立つということです。

医療保険選びの注意点

生命保険選びの3つのポイント

生命保険は、死亡や病気・ケガなど、予期しない出来事により発生する経済的なリスクに備えておくためのものです。

保険を選ぶときのポイントは、

■「どんなときに(必要な保障)」お金が必要かをイメージする。

一家の大黒柱の夫や幼児のいる妻が亡くなったときに、必要なお金を用意する「死亡保障」、あるいは、病気やケガで入院したときに備える「医療保障」、老後の公的年金で足りない生活費を準備するための「老後保障」などがあります。

■「いくら?(必要な保障額)」あれば足りるか

必要な保障額は、目的ごとに違ってきます。

「死亡保障」は、亡くなった後の遺族の生活費や子どもの教育費・養育費などを用意するのが目的で、夫婦の職業、住まいは持家か賃貸か、そして、子どもの人数など各家庭の事情で異なります。

「医療保障」は、入院したときにかかる医療費の自己負担分や雑費などを準備しておくもので、入院1日当たり5000円~1万円が目安です。

「老後保障」は、現役引退後の生活費を用意するのが目的です。

■「いつまで?(保障期間)」あればいいかを考える。

保障期間は目的ごとに異なります。

「死亡保障」は、夫と妻で考え方が違います。

一家の生計の主な担い手である夫は子どもが独立するまで(高校・大 学卒業、就職するまで、20歳までなど)、妻は末の子どもが自分の身の回りのことができるようになるまでです。

「医療保障」は、高齢になるほど入院する可 能性が高くなるので、一生涯が安心です。

「みんなの生命保険アドバイザー」で【無料保険相談】顧客満足度94%!!!

医療保険の入院給付金の支払い

病気やケガで入院した時に金銭的に頼りになるのが医療保険の給付金です。

この給付金の支払い基準は、「入院1日に対していくら」というように、入院日数を乗じた金額が支払われます。

ただし、最近の医療保険では、1回の入院に対して給付金を支払う日数を「60日」に制限するのが主流となっております。

よく、「通算1,000日」などという表示がありますが、それは「60日の入院を何度繰り返しても、その合計で1,000日分までは支払います」という意味なのです。

例えば、脳梗塞でA病院に40日間入院した後、リハビリのためB病院に転院して90日入院した場合、この2つの病院は継続した病気の治療のため別々の入院とはみなされません。

このため、入院日数は合計130日ですが、60日限度の医療保険では、60日分の給付金しか支払われません。ただし、がん保険では、入院日数を制限しないのが一般的です。

しかし、胃がんで30日入院し、3ヶ月後に脳梗塞で30日間入院した場合は、それぞれの入院に対して30日分の給付金の合計60日分が支払われます。

保障ニーズに合った保険選びのコツ